宇宙飛行士になれる確率は2000分の1!倍率・年収・なるための条件
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「宇宙飛行士になりたい!」
子どもの頃、そう夢見た人も多いのではないでしょうか。でも、実際になれる確率はどのくらいなのか、知っていますか?
この記事では、宇宙飛行士になれる確率と、なるための条件を解説します。
【結論】
JAXAの宇宙飛行士選抜試験の倍率は約2,000倍。2021〜2023年の選抜では4,127人が応募し、合格者はわずか2名でした。東大合格率(約3倍)の700倍以上難しい狭き門です。
目次
宇宙飛行士になれる確率は「2,000分の1」
実際の選抜試験のデータから、その驚くべき難易度を紐解いてみましょう。
JAXA第6回選抜試験の結果
2021年11月、JAXAは13年ぶりに宇宙飛行士候補者の募集を開始しました。
結果は驚異的な数字でした。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 応募者数 | 4,127名 |
| 合格者数 | 2名 |
| 倍率 | 約2,064倍 |
| 合格率 | 約0.048% |
選ばれたのは諏訪理氏と米田あゆ氏の2名。2024年に正式に宇宙飛行士として認定されました。
0.048%って、年末ジャンボの1万円当選(約0.1%)より当たりにくい。東大合格(倍率約3倍)と比べると 700倍以上難しい ね。
過去の選抜試験との比較
| 回 | 年 | 応募者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 第3回 | 1992年 | 572名 | 1名 | 572倍 |
| 第4回 | 1998年 | 864名 | 3名 | 288倍 |
| 第5回 | 2008年 | 963名 | 3名 | 321倍 |
| 第6回 | 2023年 | 4,127名 | 2名 | 2,064倍 |
過去最高倍率は第3回の572倍(野口聡一宇宙飛行士が選出)でしたが、2023年はその約4倍の難関に。
他の「なりにくい職業」との比較
2,000倍という数字を、他の難関資格や職業と比較してみます。
宇宙飛行士の倍率2,000倍は、他の職業と比べてどのくらい難しいのでしょうか。
| 職業 | 倍率/合格率 | 難易度比較 |
|---|---|---|
| 宇宙飛行士(JAXA) | 約2,000倍 | ★★★★★ |
| お笑い芸人(M-1決勝) | 約2,000倍 | ★★★★★ |
| アナウンサー(キー局) | 約1,000倍 | ★★★★☆ |
| 医師国家試験 | 約90%合格 | ★★★☆☆ |
| 東京大学合格 | 約3倍 | ★★★☆☆ |
| 司法試験 | 約30%合格 | ★★★☆☆ |
東大に入るのは「3人に1人」だけど、宇宙飛行士は「2,000人に1人」。東大卒でも宇宙飛行士になれる保証は全くないんだ。
宇宙飛行士になるための条件
選抜試験に応募するためには、どのような条件が必要なのでしょうか。
2021年募集で緩和された条件
第6回選抜では、世界初の「学歴不問」が話題になりました。
- 日本国籍を有すること
- 3年以上の実務経験(学歴は不問に緩和)
- 身長158cm以上190cm以下
- 正常な視力(矯正可)
- 泳力(水着および着衣で75m泳げること)
- 英語力(国際宇宙ステーションでの活動に支障のないレベル)
選抜プロセス(5段階)
| 段階 | 内容 | 通過率 |
|---|---|---|
| 書類選抜 | 応募書類の審査 | 約5% |
| 第0次選抜 | 英語・適性検査 | 約50% |
| 第1次選抜 | 知識・操作スキル試験 | 約30% |
| 第2次選抜 | 面接・医学検査 | 約20% |
| 第3次選抜 | 最終面接・総合評価 | 約20% |
宇宙飛行士の年収と待遇
狭き門を突破した先には、どのような待遇が待っているのでしょうか。
JAXAの給与体系
宇宙飛行士はJAXA職員として採用されます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初任給(候補者) | 約30万円/月 |
| 宇宙飛行士(認定後) | 約40〜50万円/月 |
| ベテラン飛行士 | 約60〜80万円/月 |
| 年収目安 | 約800〜1,200万円 |
民間企業の宇宙飛行士(SpaceXなど)はさらに高額で、年収2,000万円以上のケースもあります。
倍率2,000倍を突破して年収1,000万円。コスパで考えると微妙かもしれないけど、「宇宙に行ける」という価値は金額では測れないよね。
宇宙飛行士になれる確率を上げるには
少しでも合格率を高めるために、今からできる準備は何があるでしょうか。
1. 理工系のバックグラウンド
歴代の日本人宇宙飛行士を見ると、多くが理工系の経歴を持っています。
- 野口聡一:航空宇宙工学
- 若田光一:航空宇宙工学
- 星出彰彦:機械工学
- 油井亀美也:航空自衛隊パイロット
2. 英語力の強化
国際宇宙ステーション(ISS)での公用語は英語とロシア語。TOEIC 900点以上レベルが目安です。
3. チームワークとリーダーシップ
宇宙での活動は極限環境でのチームワークが必須。閉鎖空間での長期滞在に耐えられる精神力と協調性が重視されます。
4. 次回募集は約5年後
JAXAは今後、5年に1回程度の頻度で継続的に募集を行う計画です。次回は2028〜2029年頃と予想されています。
じゃあ、どうすればいい?
夢を叶えるための具体的なアクションプランを考えます。
1. 専門性を磨く
パイロット、医師、研究者など、第一線で活躍できる専門性を身につけましょう。
2. 身体能力を維持する
宇宙飛行士の訓練は過酷です。日常的な運動習慣と健康管理が重要です。
3. 「宇宙関連」の仕事を選ぶ
宇宙飛行士以外にも、JAXAや宇宙関連企業で働く道があります。宇宙に関わる方法は宇宙飛行士だけではありません。
よくある質問
Q1. 何歳まで宇宙飛行士になれますか?
明確な年齢制限はありませんが、訓練期間(約2年)と活動期間を考えると、30代後半〜40代前半までが現実的です。第6回選抜の合格者は30代でした。
Q2. 文系でも宇宙飛行士になれますか?
2021年から学歴不問になったので、理論上は可能です。ただし、3年以上の実務経験が求められ、理工系の知識があると有利です。
Q3. 民間宇宙旅行なら簡単に宇宙に行けますか?
民間宇宙旅行(SpaceX、Blue Originなど)は数千万〜数十億円の費用がかかります。お金があれば訓練期間は短いですが、健康診断はパスする必要があります。
まとめ:宇宙飛行士は「最も狭き門」の一つ
- JAXAの宇宙飛行士選抜倍率は約2,000倍
- 東大合格より700倍以上難しい
- 年収は800〜1,200万円程度
- 次回募集は2028〜2029年頃の予定
宇宙飛行士になれる確率は0.048%。それでも、諦めなければチャンスはあります。JAXAは今後も継続的に募集を行う方針です。