ATMが故障する確率は0.02%以下!トラブル時の対処法・補償を徹底解説
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「ATMでお金が出てこない」「カードが吸い込まれた」
そんな ATMトラブル に遭遇したらパニックになりますよね。
実はATMの稼働率は 99.98%以上 と非常に高く、故障に遭遇する確率は 0.02%以下 です。
この記事では、ATMトラブルの確率と対処法を 数字で徹底解説 します。
【結論】
ATMの稼働率は 99.98%以上 、故障確率は 0.02%以下 と非常に低い。銀行ATMは全国 約89,000台 、コンビニATMは 約48,000台 。トラブル時は 備え付け電話で24時間対応 。補償制度があり、 利用者の過失がなければ全額補償 されます。
目次
ATMが故障する確率
稼働率データ
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 主要ATMの稼働率 | 99.98%以上 |
| 故障確率 | 約0.02%以下 |
| 目安 | 5,000回に1回 程度 |
この数値は、ATMが非常に安定して動作していることを示しています。5,000回利用して1回程度のトラブルというのは、日常生活でまず遭遇しないレベルです。
故障確率が低い理由
| 理由 | 説明 |
|---|---|
| 冗長化設計 | システムの二重化・バックアップ |
| 定期保守 | 日常点検・部品交換 |
| 遠隔監視 | 24時間365日の監視体制 |
銀行はATMに多額の投資をして、トラブルを未然に防ぐ仕組みを整えています。システムの二重化で一箇所が故障しても稼働し続け、遠隔監視で異常を即座に検知できます。
日本のATMは世界トップクラスの安定性 を誇ります。
ATMの設置状況
設置台数
| 種類 | 台数 |
|---|---|
| 銀行ATM | 約89,232台(2022年) |
| コンビニATM | 約48,000台以上 |
| 傾向 | 銀行ATMは減少、コンビニATMは維持 |
全国に約13万台以上のATMがあり、コンビニや駅など日常のさまざまな場所で利用できます。銀行ATMは減少傾向にありますが、コンビニATMがその役割を補っています。
銀行ATMの減少理由
| 理由 | 説明 |
|---|---|
| キャッシュレス化 | 現金利用の減少 |
| 店舗統廃合 | コスト削減 |
| コンビニATMへの移行 | 24時間利便性 |
キャッシュレス決済の普及に加え、銀行店舗の統廃合が進んでいることが背景にあります。一方で、24時間利用できるコンビニATMの需要は安定しており、今後も身近な存在として利用し続けられるでしょう。
ATMトラブルの種類
主なトラブル
| トラブル | 原因 |
|---|---|
| カード吸い込み | 暗証番号連続ミス、磁気不良、取り忘れ |
| 現金が出てこない | 紙幣詰まり、システムエラー |
| 取引エラー | 通信障害、メンテナンス中 |
| 通帳が戻らない | 紙詰まり、機械故障 |
特に多いのが「カード吸い込み」で、暗証番号を3回連続で間違えるとセキュリティ対策としてカードが回収されます。その場で返却されることは基本なく、後日手続きが必要になります。
トラブルの原因分類
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| システム障害 | ネットワーク切断、メンテナンス延長 |
| ハードウェア障害 | 紙幣詰まり、部品故障 |
| 利用者起因 | 暗証番号ミス、カード破損 |
トラブルの原因は多岐にわたりますが、利用者起因のケースも少なくありません。暗証番号を間違えないよう慎重に入力すること、カードの磁気部分を傷つけないことで、ある程度予防できます。
銀行ATMとコンビニATMの比較
機能・特徴の違い
| 項目 | 銀行ATM | コンビニATM |
|---|---|---|
| 設置傾向 | 減少中 | 維持・微増 |
| 稼働時間 | 店舗営業時間内が多い | 24時間 |
| 通帳記入 | あり | なし |
| 硬貨対応 | あり(一部) | なし |
| 手数料 | 自行無料 | 時間帯により有料 |
通帳記入や硬貨の出金が必要なら銀行ATM、時間を気にせず利用したいならコンビニATMという使い分けが基本です。平日昼間なら銀行ATMがお得ですが、夜間や休日はコンビニATMが便利です。
障害リスクの違い
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 銀行ATM | 老朽化リスクあり(更新遅れ) |
| コンビニATM | 比較的新しい機種が多く安定 |
銀行ATMは更新サイクルが長くなっている傾向があり、古い機種ではトラブル発生率がやや高くなります。一方、コンビニATMは比較的新しい機種が多く、安定性に優れています。
大規模ATM障害の事例
みずほ銀行の障害
| 年 | 内容 |
|---|---|
| 2002年 | 3行合併直後のシステム統合不備、約250万件の口座振替遅延 |
| 2011年 | 東日本大震災後の義援金振込殺到でシステムダウン |
| 2021年 | 1年間で11回の障害、ATMがカード・通帳を吸い込んだまま停止 |
みずほ銀行の2021年の障害は社会問題化し、金融庁から業務改善命令を受けました。これを教訓に、銀行各社はシステム投資と再発防止策を強化しています。
障害の主な原因
| 原因 | 説明 |
|---|---|
| システム統合の失敗 | 合併・刷新時のテスト不足 |
| アクセス集中 | 月末・五十日(ごとおび)の高負荷 |
| 機器の老朽化 | HDD劣化、静電気誤作動 |
| 人為的ミス | 設定ミス、運用手順の不備 |
大規模障害の多くは、システム刷新時のテスト不足や想定外のアクセス集中が原因です。銀行側はこれらを教訓に、負荷テストの強化や予備システムの構築など、対策を進めています。
ATMトラブル時の対処法
基本対応
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1 | 備え付けのガイドフォン(受話器)で連絡 |
| 2 | オペレーターの指示に従う |
| 3 | 取引明細・エラー画面を記録(写真) |
| 4 | 銀行の連絡先・対応番号をメモ |
トラブルに遭遇したら、まずはATMに備え付けの電話で連絡するのが最優先です。その場で解決することもありますし、後日の手続きが必要なケースもあります。いずれにせよ、オペレーターの指示に従うのが正解です。
24時間対応体制
| 対応 | 内容 |
|---|---|
| オペレーター | 24時間365日 対応 |
| 現場対応 | 警備員が 25〜30分以内 に到着 |
| 遠隔操作 | 多くの場合、遠隔で復旧可能 |
深夜や早朝でも専用オペレーターが対応してくれるので、時間を気にする必要はありません。多くのトラブルはオペレーターによる遠隔操作でその場で解決します。現場での対処が必要な場合も、警備員が迅速に駆けつけてくれます。
カード吸い込み時の対応
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| その場での返却 | 基本的にできない(セキュリティ上) |
| 対応方法 | 後日返却または カード再発行 |
| 連絡先 | 銀行のコールセンターへ |
カードが吸い込まれたら、即座に備え付け電話で連絡しましょう。セキュリティ上の理由からその場での返却はできませんが、後日郵送で返却されるか、新しいカードが再発行されます。ATM前で待っても意味がないので、連絡後に帰宅するのが一般的です。
補償・返金の流れ
現金未受領の場合
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1 | 銀行側で取引記録(ジャーナル)を確認 |
| 2 | ATM内の現金過不足を照合 |
| 3 | 確認が取れれば 後日口座へ返金 |
| 期間 | 通常 数日〜1週間程度 |
現金が出てこなくても、ATMには取引記録が残っています。銀行側が記録を確認し、現金過不足が発生していることが証明されれば、必ず返金されます。まずは備え付け電話で連絡し、手続きを進めましょう。
不正引き出しの補償
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 法的根拠 | 預金者保護法 |
| 補償範囲 | 盗難・偽造カードによる被害 |
| 条件 | 利用者に重過失がないこと |
| 補償額 | 全額補償 |
偽造カードによる不正利用などは、預金者保護法によって全額補償されます。ただし、利用者に「重過失」が認められる場合は補償されないので注意が必要です。
重過失の例
| 重過失 | 説明 |
|---|---|
| 暗証番号をカードに書く | 補償されない |
| 他人に暗証番号を教える | 補償されない |
| カードを放置 | 状況により判断 |
暗証番号をカードに直接書いていたり、他人に教えていたりする場合は補償されません。日常的に暗証番号を管理し、カードを大切に扱うことが大切です。
ATMのセキュリティ対策
最新のセキュリティ技術
| 技術 | 内容 |
|---|---|
| 顔認証 | 新型ATMで本人確認に導入 |
| スマホATM | QRコードで入出金、スキミング防止 |
| AI検知 | 振り込め詐欺の通話検知・警告 |
| 生体認証 | 指静脈・手のひら静脈(一部廃止傾向) |
最近のATMは顔認証やQRコード認証など、カードを使わない方法も増えています。これにより、カード偽造やスキミングのリスクを大幅に減らすことができます。AIによる振り込め詐欺の検知技術も進化しています。
利用者側の対策
| 対策 | 理由 |
|---|---|
| 暗証番号を見られない | のぞき見防止 |
| 利用明細を確認 | 不正利用の早期発見 |
| 不審なATMを避ける | スキミング被害防止 |
ATM側のセキュリティも重要ですが、利用者側の意識も大切です。暗証番号を隠して入力する、利用明細をこまめに確認する、不審なATMは使わないなど、基本的な対策を徹底することで被害を未然に防げます。
ATMトラブルに関するよくある質問
Q1. ATMが故障する確率は?
主要ATMの稼働率は99.98%以上で、故障確率は0.02%以下(約5,000回に1回)と非常に低いです。日本のATMは世界トップクラスの安定性を誇ります。
Q2. ATMでカードが吸い込まれたらどうする?
備え付けのガイドフォン(受話器)でオペレーターに連絡してください。24時間365日対応しています。カードは後日返却または再発行となり、その場で返却されることは基本的にありません。
Q3. ATMで現金が出てこなかった場合、返金される?
銀行側で取引記録と現金過不足を照合し、確認が取れれば後日口座へ返金されます。通常数日〜1週間程度かかります。
Q4. ATMで不正引き出しされたら補償される?
預金者保護法により、利用者に重過失(暗証番号をカードに書くなど)がなければ全額補償されます。不正利用に気づいたらすぐに銀行に連絡してください。
まとめ:ATM故障の確率と対処法
ATMトラブルについて、覚えておくべきポイントは以下の通りです。
- 稼働率は99.98%以上(故障確率0.02%以下)
- トラブル時は備え付け電話で24時間対応
- 現金未受領は確認後に返金 される
- 不正引き出しは重過失なければ全額補償
- 警備員は25〜30分以内に到着
ATMトラブルに遭遇しても 落ち着いて備え付け電話に連絡 すれば大丈夫です。
補償制度もしっかりしているので、過度に心配する必要はありません。
参考文献・データ出典
- [1] 全国銀行協会
- [2] 金融庁 - 預金者保護法
- [3] セブン銀行 - ATMサービス
- [4] 日本銀行 - 決済動向