両親の血液型から子どもの血液型を計算!組み合わせ確率一覧表
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両親の血液型から子どもの血液型を計算!組み合わせ確率一覧表

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数字ラボ博士
#血液型#確率#遺伝#メンデルの法則#親子

「子どもの血液型って、どうやって決まるの?」

親の血液型から子どもの血液型を予測したいと思ったことはありませんか?

この記事では、両親の血液型の組み合わせから子どもの血液型がどうなるかを、確率と一覧表でわかりやすく解説します。

【結論】

血液型は メンデルの法則 に従って遺伝します。両親の血液型の組み合わせによって、子どもに生まれる可能性のある血液型が決まります。例えば A型×B型 の組み合わせでは A型・B型・O型・AB型 すべての可能性があり、各 25% の確率です。一方、O型×O型 からは 必ずO型 が生まれます。

※本記事は統計データに基づく情報提供であり、医学的なアドバイスではありません。詳細は医療機関にご相談ください。

両親の血液型から子どもの血液型がわかる【一覧表】

全15パターンの組み合わせ

両親の血液型の組み合わせは全部で15パターン。それぞれから生まれる可能性のある血液型を一覧表にまとめました。

生まれる血液型生まれない血液型備考
A型A型A型・O型B型・AB型O型は25%以下
A型B型A型・B型・O型・AB型なし全パターン可能
A型O型A型・O型B型・AB型-
A型AB型A型・B型・AB型O型-
B型B型B型・O型A型・AB型O型は25%以下
B型O型B型・O型A型・AB型-
B型AB型A型・B型・AB型O型-
O型O型O型A型・B型・AB型必ずO型
O型AB型A型・B型O型・AB型50%ずつ
AB型AB型A型・B型・AB型O型AB型は50%

両親の血液型と子どもの血液型の組み合わせ一覧

確率まで詳しく知りたい場合

上の表では「生まれる可能性がある」ことはわかりますが、正確な確率を知るには 親の遺伝子型 を考慮する必要があります。

例えばA型には「AA」と「AO」の2種類の遺伝子型があり、どちらかによって確率が変わります。詳しくは後述の「遺伝の仕組み」で解説します。

日本人の血液型の割合は?

A型が最も多い

日本人の血液型分布は以下の通りです。

血液型割合人数(概算)順位
A型約40%約5,000万人1位
O型約30%約3,750万人2位
B型約20%約2,500万人3位
AB型約10%約1,250万人4位

日本人の血液型分布(日本赤十字社より)

約4:3:2:1 の割合と覚えておくと便利です。

世界では地域差が大きい

血液型の分布は国や地域によって大きく異なります。

地域A型B型O型AB型
日本40%20%30%10%
アメリカ40%11%45%4%
インド21%40%31%8%
ブラジル38%8%48%6%

世界の血液型分布(概算)

南米やアフリカではO型が多く、アジアではB型の割合が比較的高い傾向があります。

血液型の遺伝の仕組み【メンデルの法則】

3種類の遺伝子「A」「B」「O」

血液型を決める遺伝子は A・B・O の3種類。人は父親と母親から1つずつ遺伝子を受け継ぎ、2つの組み合わせで血液型が決まります。

血液型遺伝子型備考
A型AA または AOOは隠れる(劣性)
B型BB または BOOは隠れる(劣性)
O型OO のみ両方Oが必要
AB型AB のみAとBは共優性

血液型と遺伝子型の関係

優性・劣性の関係

遺伝子には 優性(顕性)劣性(潜性) があります。

  • A と O → A型になる(Aが優性)
  • B と O → B型になる(Bが優性)
  • A と B → AB型になる(共優性)
  • O と O → O型になる

つまり、O型の人は必ず OO の遺伝子を持っていますが、A型やB型の人は AOBO の可能性があります。

日本人の遺伝子型の割合(推定)

日本人の遺伝子型分布は以下のように推定されています。

遺伝子型血液型割合(推定)人口比
AAA型約8%-
AOA型約31%-
BBB型約3%-
BOB型約19%-
ABAB型約10%-
OOO型約29%-

日本人の遺伝子型分布(推定値)

A型の人のうち、約80%は「AO」型と推定されています。

特定の血液型が生まれる確率を計算

A型×B型からO型が生まれる確率

最も複雑なパターンを計算してみましょう。

A型×B型 の組み合わせからO型が生まれるには:

  • 父がA型(AO)で、母がB型(BO)
  • 父からO、母からOを受け継ぐ

日本人のA型の約80%がAO、B型の約86%がBOと推定されるため:

O型が生まれる確率 = 0.8 × 0.86 × 0.25 = 約17%

親の遺伝子型確率O型が生まれる確率
AA × BB約3%0%
AA × BO約11%0%
AO × BB約17%0%
AO × BO約69%25%

A型×B型からO型が生まれる確率

つまり、A型×B型の親からO型が生まれる確率は、全体で見ると 約17% です。

AB型×AB型からAB型が生まれる確率

AB型同士の場合は計算がシンプルです。

両親とも遺伝子型は「AB」のみなので:

子の遺伝子型血液型確率計算
AAA型25%1/4
ABAB型50%2/4
BBB型25%1/4

AB型×AB型から生まれる血液型の確率

AB型×AB型からは O型は絶対に生まれません

O型×AB型からの血液型

O型(OO)とAB型(AB)の組み合わせでは:

  • 子どもはAOまたはBOになる
  • つまり、 A型かB型のどちらか(各50%)

O型もAB型も生まれません。

血液型からわかること・わからないこと

親子鑑定には使えない

血液型は親子関係を 否定 することはできても、証明 することはできません。

例えば:

  • O型×O型の親からA型の子が生まれた → 通常では考えられない
  • A型×A型の親からA型の子が生まれた → 親子関係を証明はできない

確実な親子鑑定には DNA鑑定 が必要です。

例外的なケース(シスAB型など)

ごく稀に、通常の遺伝法則に従わない血液型が存在します。

  • シスAB型:同一染色体上にAとBの遺伝子がある
  • ボンベイ型:O型と判定されるが、実際は異なる

これらは 数万人に1人 の割合で存在し、通常の組み合わせ表に当てはまらない血液型が生まれることがあります。

血液型に関するよくある質問

よくある質問

Q1. 赤ちゃんの血液型はいつわかる?

新生児の血液型検査は正確でないことが多く、1歳以降の検査が推奨されています。赤血球の抗原や血清の抗体が未発達なため、生後すぐの検査では誤判定の可能性があります。最近は出産時に血液型検査をしない病院も増えています。

Q2. A型×B型からO型が生まれるのはなぜ?

A型の人が「AO」、B型の人が「BO」の遺伝子型を持っている場合、子どもが両親から「O」をもらうと「OO」=O型になります。A型×B型の約69%がこの「AO×BO」の組み合わせで、その場合25%の確率でO型が生まれます。

Q3. 血液型で性格がわかるって本当?

科学的根拠はありません。複数の大規模研究で血液型と性格の関連は否定されています。日本や韓国など一部の国でのみ信じられている「血液型性格診断」は、1970年代に流行した疑似科学に基づいています。

まとめ:血液型の組み合わせと確率

両親の血液型から子どもの血液型は、メンデルの法則に従って確率的に決まります。

  • A型×B型 → A・B・O・AB型すべて可能(各約25%)
  • O型×O型 → 必ずO型(100%)
  • AB型×AB型 → A・B・AB型のみ(O型は生まれない)
  • O型×AB型 → A型かB型のみ(各50%)
  • 日本人の血液型分布は A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%

正確な確率を知るには、親の遺伝子型(AAかAOか、など)を考慮する必要があります。血液型の遺伝は確率の問題なので、「絶対にこの血液型になる」とは言えないケースがほとんどです。

参考文献・データ出典

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