離婚率は本当に3組に1組?実際は4組に1組!年代・結婚年数別データ
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離婚率は本当に3組に1組?実際は4組に1組!年代・結婚年数別データ

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数字ラボ博士
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「3組に1組が離婚する」って本当?

結婚を考えている人や、夫婦関係に悩んでいる人は、離婚率が気になりますよね。

この記事では、日本の離婚率を 具体的な数字 で解説します。

【結論】

「3組に1組が離婚」は 誤解 です。実際の離婚率は 約27.6%4組に1組 が正確。最も離婚しやすいのは 30代 で、結婚 2〜3年目 が危険ゾーン。一方、熟年離婚(20年以上)は 20年で2倍 に増加しています。

「3組に1組が離婚」は本当?【統計データの真実】

離婚率の定義

まず「離婚率」の正しい意味を理解しましょう。

用語意味
普通離婚率人口1,000人あたりの離婚件数
特殊離婚率その年の離婚件数 ÷ 婚姻件数
実際の離婚率結婚した夫婦が離婚する割合

「3組に1組」は 特殊離婚率 (約39%)から来ていますが、これは 同じ年に結婚・離婚した夫婦の比較ではない ため、正確ではありません。

実際の離婚率は約27.6%

指標数値解釈
特殊離婚率約39%「3組に1組」の根拠
実際の推計約27.6%より正確な数値
正しい表現4組に1組

2024年のデータで正確に計算すると、 4組に1組が離婚 という方が実態に近いです。

日本の離婚件数の推移

婚姻件数離婚件数
2002年(ピーク)約76万組約29万組
2023年約50万組約18万組
2024年約48万組約18万組

離婚件数は 2002年をピークに減少傾向 。ただし、婚姻件数も減っているため、割合は横ばいです。

結婚年数別の離婚率【一覧表】

同居期間別の離婚件数割合(構成比)

同居期間構成比傾向
1年未満6.2%
1〜2年7.5%
2〜3年7.8%最多
3〜5年7.2%
5年未満合計28.7%
5〜10年18.8%
10〜15年13.5%
15〜20年10.2%
20年以上21.5%熟年離婚増加中

※この数値は「離婚件数全体に占める割合」であり、その年数の夫婦が離婚する確率ではありません。 結婚2〜3年目 の離婚件数が最も多い傾向があります。

熟年離婚の増加

20年以上の離婚件数増加率
1985年約2万件基準
2019年約4万件約2倍

熟年離婚は1985年から約2倍 に増加。子育てが終わった後、「自分の人生を取り戻したい」と考える人が増えています。

年代別の離婚率【一覧表】

年齢別の離婚率(2022年)

年齢層離婚率評価
25〜29歳高い◎ 危険
30〜34歳最も高い◎ 最危険
35〜39歳高い◎ 危険
40〜49歳普通
50歳以上やや高い○ 熟年

30代が最も離婚しやすい 。子育て・仕事・住宅ローンなどストレスが重なる時期です。

男女差

傾向特徴
29歳までの離婚率が高い
50歳以上の離婚率が高い

女性は若いうちに「見切り」をつける傾向、男性は熟年期に離婚を切り出されるケースが多いようです。

離婚原因ランキング

妻からの離婚原因(2022年・複数回答)

順位原因割合
1位性格の不一致約36%
2位精神的虐待(モラハラ)約25%
3位生活費を渡さない約20%
4位暴力約18%
5位異性関係約15%

夫からの離婚原因(2022年・複数回答)

順位原因割合
1位性格の不一致約60%
2位精神的虐待(モラハラ)約20%
3位家族との折り合い約15%
4位異性関係約13%
5位浪費約10%

男女ともに 「性格の不一致」が1位 。特に夫は6割がこれを理由に挙げています。

離婚しやすい夫婦の特徴

データから見る傾向

特徴リスク
結婚2〜3年目最も離婚しやすい
30代の夫婦離婚率が最も高い
できちゃった婚通常より離婚率が高い
再婚同士初婚同士より離婚率が高い
収入格差が大きい離婚リスク上昇

離婚しにくい夫婦の特徴

特徴理由
結婚5年以上関係が安定
定期的なコミュニケーション問題を早期解決
経済的に安定ストレス軽減
共通の趣味がある一緒に楽しめる

世界と比較した日本の離婚率

普通離婚率評価
ロシア3.9非常に高い
アメリカ2.3高い
韓国2.1やや高い
日本1.55中程度
イタリア1.4やや低い

日本の離婚率は世界的に見ると中程度 。アメリカやロシアと比べるとかなり低い水準です。

じゃあ、どうすればいい?

1. 結婚2〜3年目を意識する

最も離婚しやすい時期。この時期は意識的に コミュニケーションの時間 を作りましょう。

2. 30代は特に注意

子育て・仕事・住宅ローンでストレスが溜まりやすい時期。 お互いの負担を分かち合う ことが大切です。

3. 問題を放置しない

ステップアクション
1不満を感じたら早めに話し合う
2第三者(カウンセラー等)に相談
3必要なら別居期間を設ける

「性格の不一致」は放置すると取り返しがつかなくなります。

離婚に関するよくある質問

よくある質問

Q1. 日本の離婚率は本当に3組に1組?

「3組に1組」は誤解です。これは同じ年の婚姻件数と離婚件数を比較した数値。実際の離婚率は約27.6%で「4組に1組」が正確です。

Q2. 何年目の夫婦が一番離婚しやすい?

結婚2〜3年目が最も離婚しやすい「危険ゾーン」です。5年を乗り越えると離婚リスクは下がりますが、20年以上の熟年離婚は増加傾向にあります。

Q3. 離婚原因で一番多いのは?

男女ともに「性格の不一致」が1位。夫は約60%、妻は約36%がこれを理由に挙げています。妻の場合はモラハラ・経済的理由も上位に入ります。

まとめ:離婚率は「4組に1組」が正解

日本の離婚に関する正確な数字をまとめます。

  • 実際の離婚率: 約27.6%(4組に1組)
  • 「3組に1組」は誤解: 特殊離婚率(39%)の誤用
  • 最も危険な時期: 結婚2〜3年目
  • 最も離婚しやすい年代: 30代
  • 熟年離婚: 20年で2倍に増加
  • 離婚原因1位: 性格の不一致

離婚は決して珍しいことではありませんが、 4組に3組は離婚していない という見方もできます。「危険ゾーン」を意識し、問題を放置しないことが長続きの秘訣です。

参考文献・データ出典

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日常の「なんで?」を見つけると計算せずにはいられない。難しいことも「要するにね」と噛み砕いて、数字で答えを出すよ。

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