二日酔いになる確率は63%!日本人の体質と予防法をデータで解説
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二日酔いになる確率は63%!日本人の体質と予防法をデータで解説

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数字ラボ博士
#二日酔い#お酒#確率#予防#健康

「また二日酔いだ…なんで毎回こうなるんだろう」「隣の人は平気なのに、自分だけなぜ?」

飲み会の翌朝、こんな後悔をしたことはありませんか?

この記事では、二日酔いになる確率と予防法を具体的な数字で解説します。

【結論】

お酒を飲む人の 約63% が二日酔いを経験。しかし日本人の 約33% は体質的に「なりやすい」タイプです。アルコールによる経済損失は年間 約4兆円、そのうち生産性低下だけで 約3兆円。最も効果的な予防は チェイサー(水) です。

※本記事は統計データに基づく情報提供であり、医療上のアドバイスではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。

二日酔いになる確率は63%【データで解説】

飲酒者の6割以上が二日酔い経験あり

ドゥ・ハウスの調査によると、お酒を飲む人のうち 63.1% が二日酔いを経験しています。

性別経験率
男性73.1%基準
女性53.2%−19.9pt
全体63.1%-

二日酔い経験率(性別)

男性の方が約20ポイント高いのは、飲酒量の違いが主な原因と考えられます。

日本人の33%は「なりやすい体質」

日本人の約 33% は、遺伝的に二日酔いになりやすい体質を持っています。

体質タイプ割合ADHALDH
強い約50%高活性高活性
弱い(なりやすい)約33%高活性低活性
飲めない約10%低活性低活性

日本人のアルコール分解タイプ(遺伝的割合)

ADH(アルコール脱水素酵素)と ALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)の活性度によって、二日酔いのなりやすさが決まります。

「自分だけ二日酔いになる」と感じる人は、この 33% に該当する可能性が高いです。

二日酔いの科学的メカニズム

二日酔いの原因は アセトアルデヒド という有害物質です。

  1. アルコール → ADHで分解 → アセトアルデヒド(有害)
  2. アセトアルデヒド → ALDHで分解 → 酢酸(無害)

ALDHの活性が低い人は、アセトアルデヒドが体内に長く残り、頭痛・吐き気・動悸などの症状が出ます。

二日酔いになりやすい人の5つの特徴

リスクを高める要因

二日酔いのなりやすさには、体質以外にも様々な要因があります。

要因リスク高リスク低
遺伝的体質ALDH低活性(33%)ALDH高活性(50%)
飲酒ペース一気飲み・ハイペースゆっくり・チェイサー
水分摂取お酒だけ同量の水
食事空腹で飲む食べながら飲む
睡眠飲んですぐ寝る時間を空けて寝る

二日酔いリスクを高める要因

体質が「弱い」タイプでも、対策次第で二日酔いを防ぐことは可能です。

年齢とともに二日酔いが増える理由

「昔は平気だったのに、最近二日酔いがひどい」という声をよく聞きます。

これは、加齢とともに 肝臓の代謝機能が低下 するためです。40代以降は、若い頃と同じ量を飲んでも二日酔いになりやすくなります。

二日酔いの経済損失はいくら?コスパで考える

年間4兆円の社会的損失

厚生労働省研究班の推計によると、アルコールの飲み過ぎによる社会的損失は 年間約4.1兆円 です。

損失項目金額割合
労働損失・生産性低下約3.1兆円75%
医療費(肝臓病・がん等)約1.0兆円24%
事故・犯罪・社会保障約300億円1%
合計約4.1兆円100%

アルコールによる社会的損失(2008年推計)

この金額は 酒税収入(約1.5兆円)の約3倍 です。国全体で見ると、お酒はマイナスの経済効果をもたらしています。

二日酔い1回あたりのコスト

個人レベルで二日酔いのコストを計算してみましょう。

損失項目金額(目安)備考
生産性低下5,000〜10,000円半日〜1日分
二日酔い対策商品500〜1,000円ドリンク・薬
追加の飲み物・食事500〜1,000円回復用
タクシー代(使う場合)2,000〜5,000円通勤
合計8,000〜17,000円1回あたり

二日酔い1回あたりのコスト

月2回二日酔いになると、 年間約20〜40万円 の損失になる可能性があります。

二日酔いを防ぐ5つの科学的対策

1. チェイサー(水)を同量飲む

最も効果的で科学的な対策 は、お酒と同量の水を飲むことです。

  • 脱水を防ぐ
  • 胃のアルコール濃度を薄める
  • 酔いの進行を穏やかにする

「お酒1杯 = 水1杯」を徹底するだけで、二日酔いリスクは大幅に減ります。

2. 空腹で飲まない

空腹でお酒を飲むと、アルコールが急速に吸収されます。

飲む前に食べておくべきもの

  • チーズ・ヨーグルト(脂肪がアルコール吸収を遅らせる)
  • おにぎり・パン(胃に膜を作る)

飲み会前に軽く食べておくだけで、酔い方が大きく変わります。

3. タンパク質・ビタミンB群を摂る

アルコール代謝に必要な栄養素を意識して摂りましょう。

栄養素効果おすすめ食材
タンパク質肝臓の代謝を助ける枝豆・豆腐・豚肉
ビタミンB1アルコール分解に必須豚肉・うなぎ
タウリン肝機能をサポートイカ・タコ・アサリ

居酒屋のおつまみで意識して注文しましょう。

4. ウコン・ヘパリーゼは「飲む前」に

ウコン(クルクミン)やヘパリーゼは、 飲酒前 に摂取するのが効果的です。

肝臓の代謝機能をサポートする成分が含まれていますが、長時間の飲酒では効果が薄れる可能性があります。

5. 自分の「適量」を知る

最も根本的な対策は、 自分の適量を知ること です。

体質適量の目安
強い(ALDH高活性)ビール中ジョッキ2〜3杯
弱い(ALDH低活性)ビール中ジョッキ1杯以下
飲めない0杯(無理に飲まない)

「周りに合わせて飲む」のではなく、自分の体質に合った量で止めることが大切です。

二日酔いに関するよくある質問

よくある質問

Q1. 迎え酒は効く?

効きません。二日酔いの不快感をアルコールで麻痺させているだけで、かえって悪化します。肝臓に追加の負担をかけ、アルコール依存のリスクも高まります。

Q2. サウナで汗をかけば治る?

おすすめしません。二日酔いの状態は脱水気味なので、サウナでさらに水分を失うと危険です。水分補給と安静が基本です。

Q3. 二日酔いに効く薬は?

漢方薬の「五苓散」は、アセトアルデヒドによる血管拡張を正常に戻し、頭痛を和らげる効果があります。また、胃薬やビタミンB群のサプリも症状緩和に役立ちます。

まとめ:二日酔いは予防できる

お酒を飲む人の 約63% が二日酔いを経験しますが、適切な対策で防ぐことができます。

  • 日本人の 約33% は体質的に二日酔いになりやすい
  • アルコールによる経済損失は 年間約4兆円
  • 二日酔い1回で 8,000〜17,000円 の損失
  • チェイサー(水) が最も効果的な予防法
  • 自分の適量を知る ことが根本対策

「飲み過ぎた…」と後悔する前に、チェイサーを頼む習慣をつけましょう。体質は変えられませんが、対策は今日からできます。

参考文献・データ出典

数字ラボ博士

数字ラボ博士

日常の「なんで?」を見つけると計算せずにはいられない。難しいことも「要するにね」と噛み砕いて、数字で答えを出すよ。

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