Jリーグ年俸ランキング2026【J1】|1ゴールいくら?得点・出場1分のコスパ
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「Jリーグで一番稼いでいるのは誰?」「その年俸、1ゴールにするといくら?」
年俸ランキングはどこでも見られるが、順位を眺めるだけでは「得点や出場時間に対して年俸がどれだけかかったか」は分からない。この記事では2026年のJ1推定年俸ランキングを押さえたうえで、年俸を 得点数と出場時間で割った「1ゴールいくら」「1分いくら」 という数字ラボ流のモノサシで比べていくぞ。
【この記事の結論】
- 2026年のJ1最高年俸は大迫勇也(神戸)の推定2億7,000万円。J1全679人の平均は2,992万円、中央値は2,400万円
- 2025年の得点上位と高年俸の13人を比べると、1ゴールあたり年俸が最も安いのは伊藤達哉(川崎F)の約292万円。最も高い武藤嘉紀(神戸)の約2億2,000万円とは約75倍の差がある
- 2025年の出場1分あたりで見ると、全試合フル出場の稲垣祥(名古屋)は約2万円。大迫勇也は約15.7万円で、出場90分あたりに換算すると約1,416万円になる
Jリーグ年俸ランキング2026【J1トップ20】
Jリーグは選手個人の年俸を公表していない。ここで使うのは、選手ごとの推定年俸を掲載している「サカマネ.net」の2026年J1データだ。推定年俸は出典によって差があるので、本記事ではサカマネ.netの数字に統一し、同額の選手は同順位として並べ直したぞ。
| 順位 | 選手名 | クラブ | 位置 | 推定年俸 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 大迫勇也 | ヴィッセル神戸 | FW | 2億7,000万円 |
| 2位 | レオ・セアラ | 鹿島アントラーズ | FW | 2億3,400万円 |
| 3位 | マテウス・カストロ | 名古屋グランパス | FW | 1億8,700万円 |
| 4位 | 武藤嘉紀 | ヴィッセル神戸 | MF | 1億8,000万円 |
| 5位 | ラファエル・エリアス | 京都サンガF.C. | FW | 1億7,000万円 |
| 6位 | エウベル | 鹿島アントラーズ | FW | 1億5,600万円 |
| 6位 | マテウス・ジェズス | V・ファーレン長崎 | MF | 1億5,600万円 |
| 8位 | 酒井高徳 | ヴィッセル神戸 | DF | 1億5,000万円 |
| 9位 | 宇佐美貴史 | ガンバ大阪 | FW | 1億3,000万円 |
| 9位 | 鈴木優磨 | 鹿島アントラーズ | FW | 1億3,000万円 |
| 9位 | 西川周作 | 浦和レッズ | GK | 1億3,000万円 |
| 9位 | 山口蛍 | V・ファーレン長崎 | MF | 1億3,000万円 |
| 13位 | ジェアン・パトリッキ | ヴィッセル神戸 | FW | 1億2,500万円 |
| 13位 | チアゴ・サンタナ | V・ファーレン長崎 | FW | 1億2,500万円 |
| 13位 | マルシーニョ | 川崎フロンターレ | FW | 1億2,500万円 |
| 16位 | マテウス・トゥーレル | ヴィッセル神戸 | DF | 1億2,400万円 |
| 16位 | アレクサンダー・ショルツ | FC東京 | DF | 1億2,400万円 |
| 18位 | マテウス・サヴィオ | 浦和レッズ | MF | 1億2,000万円 |
| 18位 | デニス・ヒュメット | ガンバ大阪 | FW | 1億2,000万円 |
| 18位 | サミュエル・グスタフソン | 浦和レッズ | MF | 1億2,000万円 |
トップ20のうち 神戸が5人。日本人の最高年俸は大迫勇也の2億7,000万円で、武藤嘉紀・酒井高徳と合わせると神戸の日本人3人だけで6億円になる。J1で1億円以上の選手は 34人 いるぞ。
2025年の1位も大迫選手で、推定3億3,000万円だった。2026年は6,000万円下がったが、それでもトップは譲っていない。
J1クラブ(チーム)別の推定年俸総額【2026年】
選手の推定年俸をクラブごとに足すと、どこにお金が集まっているかが見えてくる。J1全20クラブのうち、上位5クラブと下位2クラブを抜き出したぞ。1人あたり平均は、万円単位の合計を人数で割った値だ。
| クラブ | 登録人数 | 推定年俸総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| ヴィッセル神戸 | 40人 | 約16.8億円 | 約4,211万円 |
| 鹿島アントラーズ | 33人 | 約13.7億円 | 約4,137万円 |
| 名古屋グランパス | 36人 | 約12.8億円 | 約3,558万円 |
| ガンバ大阪 | 36人 | 約12.2億円 | 約3,398万円 |
| V・ファーレン長崎 | 35人 | 約11.9億円 | 約3,402万円 |
| ︙ | ︙ | ︙ | ︙ |
| 東京ヴェルディ | 31人 | 約5.5億円 | 約1,787万円 |
| 水戸ホーリーホック | 35人 | 約5.3億円 | 約1,506万円 |
最多の神戸と最少の水戸では、推定年俸総額に 約3.2倍 の差がある。長崎は総額で5位だが、登録人数が少ないぶん1人あたり平均ではG大阪をわずかに上回るぞ。
J1の平均年俸・中央値とJリーグの最低年俸
J1の平均年俸は2,992万円、中央値は2,400万円
2026年のJ1登録選手679人の推定年俸を並べると、平均は 2,992万円、中央値は 2,400万円 だ。平均が中央値より約600万円高いのは、1億円以上の34人が平均を押し上げているからだぞ。
| 年俸帯 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1億円以上 | 34人 | 5.0% |
| 5,000万円以上1億円未満 | 69人 | 10.2% |
| 3,000万円以上5,000万円未満 | 142人 | 20.9% |
| 1,000万円以上3,000万円未満 | 238人 | 35.1% |
| 480万円以上1,000万円未満 | 73人 | 10.8% |
| 480万円未満 | 123人 | 18.1% |
一番人数が多いのは1,000万〜3,000万円の層で、全体の3分の1を超える。一方で480万円未満も2割近くいる。同じJ1のピッチに立つ選手でも、年俸の幅は90倍に広がっているんだ。
推定年俸1,000万円以上はJ1選手の約71%。日本の給与所得者で年収1,000万円を超える人の割合と比べると、その差がよく分かる。会社員側の数字は年収1,000万円を超える確率で計算しているぞ。
Jリーグの最低年俸は2026年7月から新設|ABC契約も廃止
「Jリーグの最低年俸」は、2026年に大きく変わった。長く続いたA・B・C契約の区分が2026年2月1日に撤廃され、プロ契約とアマチュア契約の2区分になったんだ。
| 項目 | 旧制度(〜2026年1月) | 新制度 |
|---|---|---|
| 契約区分 | A契約・B契約・C契約 | プロ契約・アマチュア契約 |
| プロ初年度の基本報酬上限 | C契約460万円、A契約初年度670万円 | 1,200万円(+支度金500万円)※2026年2月から |
| 基本報酬の下限 | A契約のみ460万円 | J1 480万円/J2 360万円/J3 240万円 ※2026年7月から |
下限の新ルールは2026年7月1日から、つまり秋春制初年度の2026/27シーズンから適用されている。J1でプロ契約を結べば、原則として年480万円(消費税別)は保証されるということだ。ただし18歳以下のプロ契約選手は、下限の例外にできる。上の年俸帯で480万円未満が123人いるのは推定値の集計なので、制度上の下限とは別の数字として見てほしい。
新人の上限は、旧C契約の460万円と比べると約2.6倍の1,200万円になった。有望な高卒・大卒選手に、クラブが最初の契約から高い年俸を出せるようになったわけだ。
J1選手の1ゴールあたり年俸を比較【2025年・13人】
ここからが本題だ。年俸を「1ゴールあたり」に直すと、ランキングの景色はがらりと変わる。
計算は年度をそろえるため、2025年の推定年俸 ÷ 2025年J1リーグ戦(全38節)の得点 で出した。対象は2025年のJ1で10点以上取った選手と、年俸上位の主な選手の計13人だ。シーズン途中に移籍した選手は、年俸と成績の対応が崩れるので外しているぞ。
なお年俸は、リーグ戦だけでなくカップ戦や日々の練習まで含めた1年分の対価だ。ここではリーグ戦の成績だけで割っているので、選手同士を同じ条件で比べるための目安として見てほしい。
| 選手 | クラブ(2025) | 推定年俸 | 得点 | 1ゴールあたり |
|---|---|---|---|---|
| 伊藤達哉 | 川崎フロンターレ | 3,800万円 | 13 | 約292万円 |
| 細谷真大 | 柏レイソル | 4,600万円 | 11 | 約418万円 |
| 北川航也 | 清水エスパルス | 4,200万円 | 10 | 約420万円 |
| ラファエル・エリアス | 京都サンガF.C. | 8,200万円 | 18 | 約456万円 |
| ラファエル・ハットン | セレッソ大阪 | 1億1,000万円 | 18 | 約611万円 |
| 稲垣祥 | 名古屋グランパス | 7,000万円 | 11 | 約636万円 |
| エリソン | 川崎フロンターレ | 7,700万円 | 12 | 約642万円 |
| 鈴木優磨 | 鹿島アントラーズ | 1億1,000万円 | 10 | 約1,100万円 |
| レオ・セアラ | 鹿島アントラーズ | 2億3,500万円 | 21 | 約1,119万円 |
| 宇佐美貴史 | ガンバ大阪 | 1億4,000万円 | 8 | 約1,750万円 |
| マテウス・カストロ | 名古屋グランパス | 2億円 | 5 | 約4,000万円 |
| 大迫勇也 | ヴィッセル神戸 | 3億3,000万円 | 8 | 約4,125万円 |
| 武藤嘉紀 | ヴィッセル神戸 | 2億2,000万円 | 1 | 約2億2,000万円 |
13人の中で1ゴール最安は伊藤達哉の 約292万円。13得点しながら推定年俸は3,800万円にとどまり、大迫勇也(約4,125万円)の 約14分の1 のコストで1点を取った計算になる。
注目は得点王のレオ・セアラだ。年俸はJ1で2番目に高いが、21得点を挙げたことで1ゴールあたりは約1,119万円まで下がる。高年俸でも、点を取り続ければ1ゴールあたりの負担は下がる という好例だな。鹿島は2025年にJ1を制しており、得点王のセアラはその中心にいた。
逆に武藤嘉紀は、2025年のリーグ戦が19試合1得点。1ゴールあたり約2億2,000万円と、13人の中で最も高い1点になった。もっとも、武藤選手は2024年のJリーグMVPで、得点以外の守備やチャンスメイクでの貢献も大きい。
この計算はFW向きのモノサシなんだ。DFやGKは得点が少なくて当然だし、ボランチの稲垣祥が11点で約636万円というのは、むしろ異常なくらいの「おまけ」と言えるね。
J1選手の出場1分あたり年俸を比較【2025年・10人】
得点で割るとFWしか比べられない。そこで全ポジション共通のモノサシとして、2025年の推定年俸 ÷ J1リーグ戦の出場時間(分) も出してみたぞ。年俸上位の選手と、1ゴールあたりの比較で目立った選手から10人を選んだ。出場時間は、Jリーグ公式サイトの選手別の試合記録を1試合ずつ足し上げた数字だ。
| 選手 | 推定年俸 | 出場 | 1分あたり | 90分換算 |
|---|---|---|---|---|
| ジェアン・パトリッキ | 1億6,000万円 | 19試合/543分 | 約29.5万円 | 約2,652万円 |
| 武藤嘉紀 | 2億2,000万円 | 19試合/1,237分 | 約17.8万円 | 約1,601万円 |
| 大迫勇也 | 3億3,000万円 | 31試合/2,098分 | 約15.7万円 | 約1,416万円 |
| レオ・セアラ | 2億3,500万円 | 34試合/2,463分 | 約9.5万円 | 約859万円 |
| 西川周作 | 1億3,000万円 | 36試合/3,159分 | 約4.1万円 | 約370万円 |
| 鈴木優磨 | 1億1,000万円 | 38試合/3,262分 | 約3.4万円 | 約303万円 |
| 細谷真大 | 4,600万円 | 36試合/1,415分 | 約3.3万円 | 約293万円 |
| 稲垣祥 | 7,000万円 | 38試合/3,420分 | 約2.0万円 | 約184万円 |
| 伊藤達哉 | 3,800万円 | 35試合/2,076分 | 約1.8万円 | 約165万円 |
| ジャーメイン良 | 4,500万円 | 36試合/3,022分 | 約1.5万円 | 約134万円 |
稲垣祥は2025年のJ1全38試合にフル出場(3,420分)。それでいて1分あたりは 約2万円。90分換算で比べると、大迫勇也(約1,416万円)と稲垣選手(約184万円)には 約7.7倍 の差がある。
J1の平均年俸(2025年は3,188万円)の選手が全試合フル出場した場合、1分あたりは約9,300円になる。上の表の選手はみなこの基準値より高いが、出場時間が短いほど1分の値段は一気に跳ね上がる。神戸のジェアン・パトリッキは543分しか出ておらず、1分約29.5万円とトップ層の中でも突出したぞ。
カップ戦の出場時間まで分母に足せば、1分あたりの年俸はこの表より下がる。リーグ戦だけで割ったこの数字は、選手同士の比較用だぞ。
J1クラブの年間人件費をリーグ戦38試合で割ると?【2025年度】
視点をクラブ全体に移すと、Jリーグ公式のクラブ経営情報によれば、2025年度のJ1トップチーム人件費は1クラブ平均 22億8,500万円 だった。3月・6月決算の柏・湘南を除く18クラブの平均で、選手だけでなく監督・コーチの報酬も含む。これをリーグ戦38試合に均等に割り振った参考値が下の表だ。
| 単位 | J1平均のトップチーム人件費 |
|---|---|
| 2025年度 | 約22億8,500万円 |
| 1試合(38試合) | 約6,013万円 |
| 1分(38試合×90分) | 約66.8万円 |
リーグ戦1試合あたりに割り振ると約6,000万円。チームとして勝ち点1をいくらで取っているかを比べると、さらに経営の差が見えてくる。バスケットボールでの同じ計算はBリーグ年俸ランキングと1勝のコスパで試しているぞ。
Jリーグ選手の1ゴール・出場1分あたり年俸を計算する
推定年俸・得点・出場時間を入れると、1ゴールあたりと1分あたりの年俸を計算できる。年俸と成績は同じ年度の数字を入れてほしい。初期値は2025年のレオ・セアラ選手だ。
Jリーグ選手の年俸コスパ計算機
推定年俸と、シーズンの得点・出場時間から1ゴール・出場1分あたりの年俸を計算します。
出場時間はJリーグ公式サイトの選手ページで、試合ごとの出場分数が見られる。シーズン後に推しの数字を入れてみると、年俸更改のニュースが少し違って見えるはずだよ。
Jリーガー・プロ野球選手になれる確率もあわせて確認
そもそもJ1で年俸をもらえる選手になるのが狭き門だ。J1の登録選手は2026年で679人。サッカーの競技人口から見た難しさはJリーガーになれる確率で計算しているので、年俸と合わせて読んでほしい。プロ野球と比べたい人はプロ野球選手になれる確率も参考になるぞ。
Jリーグの年俸ランキングに関するよくある質問
Q1 2026年のJ1で推定年俸が最も高い選手は誰ですか?
Q2 2026年のJ1選手の推定平均年俸はいくらですか?
Q3 Jリーグの最低年俸はいくらですか?
Q4 JリーグのABC契約はなくなったのですか?
Q5 1ゴールあたりの年俸が最も安い選手は誰ですか?
Q6 2026年のJ1で選手の推定年俸総額が最も高いクラブは?
まとめ:Jリーグ年俸ランキングは1ゴール・出場1分で見ると逆転する
- 2026年のJ1最高年俸は大迫勇也の推定2億7,000万円。平均は2,992万円、中央値は2,400万円
- 2026年にABC契約が廃止され、J1のプロ契約は基本報酬480万円(消費税別、18歳以下は例外あり)が下限、新人の上限は1,200万円に上がった
- 2025年の13人比較では、1ゴールあたり年俸は伊藤達哉の約292万円が最安。得点王セアラは高年俸でも約1,119万円に収まった
- 出場1分あたりでは、全試合フル出場の稲垣祥が約2万円。90分換算で大迫勇也とは約7.7倍の差がある
年俸ランキングの上位は「誰が一番稼いでいるか」の答えにすぎない。年俸を成績で割ると、トップ20に入らない3,000万〜5,000万円台にも、1億円プレーヤー並みの点を取る選手がいると分かるぞ。